こまわりさん

ここ2年とちょっと、毎日同じ道を自転車通学してます。
約4kmの道のりを15分弱、なんてことはない歩道つきの幹線道路をひたすらまっすぐです。
どんなに飽きてもまっすぐだから道の変えようも無く、毎朝同じ道をキコキコと自転車で学校へ通っています。


で、今日は年に1回くらいの「二輪車に安全運転を奨励しようデー」みたいなことをやっていていて、ふつうに走ってた俺のチャリも止められました。
止めたのは20代の若いお巡りさん。7,8人の別のお巡りさんたちが車道でキップをきってる横で、一人だけ歩道係にまわされたようでした。


警察官 「最近、自転車の事故とか多いんですよ・・・」
おれ 「はぁ」(曲がり角のど真ん中につっ立ってて急に止めようとするあんたが危ないよ)


警 「あまり飛ばさないように・・・」
おれ 「はぁ」(・・・普通にこいでたんですけど)


警 「・・・」
おれ 「?」(早くしてください)


警 「あ、こ、これ、使ってください(注意文つきホッカイロをわたす)」
おれ 「あ、どうも」(てかバイク用のじゃん、これ・・・自動車の間縫ったりしないよ)


警 「き、気をつけて」
おれ 「はぁ」(何に?そしてなんできょどってるんだろう)


みたいなかんじで、なんだかすっきりしないまま、やりすごしました。おそらく「手当たり次第に自転車を止めてホッカイロを配れ」と命じられたのだろうと思います。そりゃまぁ一人で歩道やらされてたとしたら、きっとめんどくさくもなっちゃいますよね。おれも白バイ乗りてーよ、みたいな。にしても、もうちょっと自覚を持って仕事をしてくれ!と言いたかったです。
まずあいさつね、あいさつしましょうよ、おまわりさん。挨拶をしないおまわりさんが地域社会に密着できるわけもありません。なんだってそうですよ、初対面ならまず挨拶。この前おれを捕まえたお巡りさんだって、追い詰めたおれに「こんばんわ」と言ってくれました。やっぱそういう心を開くためのコミュニケーションがないと、一方的に注意された方は態度を硬化させちゃいますよね。
それから笑顔。そりゃね、警察官になってまで、歩道でティッシュ配りみたいな仕事をなんでやらにゃいけんのんかと。強権発動して無理やり配れちゃうわけだから、そりゃ笑顔もいらないわけですけど、でもそこで「ご協力お願いします」があればこそ、「みんなで安全な街づくり」につながるわけじゃないですか。やっぱりいい街にはさわやかな警察官がいるもんですよ。23年の経験則はそう言ってます。
そして最後に、これ非常に重要。



ホッカイロの袋にホッチキスで穴をあけるな。



あとで気づいてこればっかりはキレそうになりました。