ひかる、ゆれる
昔からアートとかイラストとか建築とかデザインとかの本を、立ち読みしながらパラパラめくるのが好き。
専門的な話もできないし、“知ったか”もできないくらい無知だけど、なんか好き。生理的に好き。
財布に余裕があると、ついついCasaとかイラストの本とかを買ってしまう。
いつも目にする上野のギザギザのホテルを誰が作ったのかとか、ちょっと前まで知らなかったし(菊竹清訓って人らしい)、作品とデザイナーの組み合わせ問題を出されたとしたら、イサムノグチとか柳宗理ですら当てられるか怪しい。
でも最近ちょっと勉強したくなって、たまたま見つけたAERA DESIGNを買ってみた。
日本のデザイナーだけだし、ほんのさわりだけで素人むけってかんじだけど、十分楽しい。
- 作者: 桐山登士樹,関康子,西山浩平,朝日新聞社
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/10/17
- メディア: ムック
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日曜日にエキシビジョン、インゴ・マウラー 「光の魔術師」@オペラシティに行きました。
照明器具メーカー勤務のプロ?といっしょってのもあって、すごい楽しかった、ありがとう。
本を読むのとは違う刺激、作品の細部まで観察して、技術的なことやコンセプトについて、たくさん疑問を投げかけて、半分くらいは解決しなかったけど、そんな理解しきれないことや創意工夫に満ちたデザインの世界の魅力にどんどん引き込まれていきそうです。
そういう世界に両足を突っ込んだ人間と、片足すら突っ込まなかった自分が並んで作品を見てて、きっと思うこと感じることは違うだろうけど、それでも分け隔てなく刺激を与えてくれるアート作品、すごいことだ。
デザインの本をパラパラ読むのは好きだし、きちんと勉強もしてみようと思うけど、せっかく東京に住んでいるんだから、エキシビジョンや作品展に足を運んでホンモノを見る機会も増やしていきたい今日この頃です。
話の流れとは関係なくなるけど、月曜日は映画「ゆれる」@新宿を見に行ってきました。
これは久々に自分の中で大ヒット、ストーリーも、映像も、映画としてのまとまりも、大満足の一本でした。もっといろんなとこでやればいいのに、もったいない。誰がココを読んでるかわからないけど、無責任にオススメしときます。