3月プラン

「3月」と文字にして、はじめてそれが半年後=けっこう先の話だって認識を得た、今まさに。
でもこういうことは先に先に考えておかないと、直前になったら、やれ研究の引継ぎだ、やれスキーだと、なんやらかんやらで話が進まなくなったりするので、書いて、気持ちを引き締めておこうと思う。


1年半前、学部を卒業した3月は院行決定してたので、環境も気持ち的にもシームレスな時間だった。だから世間の大学4年生がそうするように、「今しか出来ないこと」とか「卒業旅行」とかをドーンと一大イベントとしてぶち上げることもなく、普通にスキーに行って、卒業旅行と称して近場の香港にショートトリップしただけで終わった。
でも今年は違う、人生で一度きりの大きな境界線がそこに横たわってるのをヒシヒシと感じる。まだ先だって思えないくらい現実味と焦りがある。「何かしなきゃ」と。


そういう流れで、ここのとこ本屋に行くと海外旅行ブースに足を運んでしまう。とりあえず手っ取り早く、「今しか出来ないこと」を考えるなら、海外の長期滞在をまず考えてみようかなと。
安易っちゃ安易だけど、そこに意義を感じるいちばんの理由は、海外できちんと英語を話しながら旅してまわった経験がないということ。それより何より、英語を日常会話レベルで話したのなんて高校の交換留学以来。まわりの人が海外旅行とか留学を通じて「ちゃんと」コミュニケーションをとりながら生活してる話を聞くと、正直素直に感心する。
「ちゃんと」じゃなければ、別に身振り手振りでどこにいったってなんとかなるさと、腹が括れているというのもいいことだと思う。でもやっぱりそこはそれ、海外でしきりにジェスチャーしながら「ほら、これこれ、わかる?」と日本語で訴えかける父を見て育ったら、それがいかに傍目に面白いかは言うまでもない。おれは将来英語ペラペーラーになって、スマートに意思を伝えてやるぜと思ったとか思わないとか。
とか何とか言いつつ、結局はビジネスで英語使うでしょ、と自分に言い聞かせつつ、読む書く英語に偏った自分に喝を入れたいというのが本音。英語のおべんきょこそ入社してから会社の金で、なんて話も聞くけれど、やっぱり海外に身を置いて、確かな自信を捕まえたい。


そう、とにかくまず第一候補は「英語圏に海外旅行」。そして他に候補として考えているのが「ボランティア活動」、「スポーツ講習を受けに行く」など。
海外旅行以外で2週間(まぁ長くて2週間くらいまで連続して休みが取れるかなと)を使うとしたら、今後の活動範囲を広げられるものがいいかなと。たとえば前々から取りたかったダイビングの資格とか。二輪の免許合宿とか。何か今後につながるものがいいなと思う。
あとは不謹慎極まりないけれど、ちょうどその時期に災害とか起これば(起こらなくてもいいけど)、ボランティア活動に従事してみるのも自分を省みる時間として有意義じゃないかと思う。


考えるとやりたいこと、興味あること、たくさんありすぎて、どこまでハードルを上げるべきかもわからず未だに途方に暮れているけど、そろそろ意思をはっきりさせないとなぁ。
皆さん、卒業前の3月について思うこと、予定や体験談などあればぜひ聞かせてください。