APPLE VIDEO

駒込唯一のCDレンタルショップであるAPPLE VIDEO、駅から徒歩5分(しかも反対側!)のAPPLE VIDEO、洋楽はビリージョエルとエリッククラプトンとビートルズくらいしかカテゴリー分けされていないAPPLE VIDEO、さよならAPPLE VIDEO。通い詰めて丸1年、めぼしいCDはあらかた借りつくし、訪れるたびにCDの棚を端から端まで目を皿のようにして丹念に眺め、借り残してるCDを探す日々は終わりました。


僕はTSUTAYA人になります。


先週末、はじめてTSUTAYAを訪れました。巣鴨店までうちから自転車で10分ちょっと、通うには遠めだけど、もはやAPPLE VIDEOには期待できません。
巣鴨に着いてびっくり、
「おぉ、、、CDショップが3つ並んどる・・・」
正確にはレンタル店2つと販売店が並んでるんですが、なんとも・・・駒込にTSUTAYAかGEOのどっちかください。と言いたいとこですが、ここは予定通りTSUTAYAに絞って突入。2階へ・・・。


「す、すげー、、、」


U2が、OASISが、Weezerが、Fiona Appleが、木村カエラが、ゴイステが・゚・(ノД`)ほんとにこれ全部借りていいの?借りたかったCDが全部ある、しかも金曜日は5枚1000円って安!!


メジャーな住宅地に住んでいる人には当たり前の幸せ、それはTSUTAYA。親がいて当然と思えるように、TSUTAYAがあって当然の暮らしをしてきた人たちに言いたい。感謝したいときにもうTSUTAYAはいない。経済循環の活性化、学力の向上、犯罪抑止効果、美肌効果、晴天率の増加、オリンピック誘致、梅雨明け、さかあがりができるようになる、伊藤美咲を目撃、特赦、などなど、気づかないうちにさまざまな幸せにあなたは浸っていたのです。


僕はこれまでTSUTAYAがいかなるものか知りませんでした、所詮APPLE VIDEO3個分くらいだろうと思っていました。でも違いました、まじで感涙しそうになりました、溢れんばかりの魅力が詰まってました。所得より住環境より何より「TSUTAYAのあるなし」が僕の人生を左右することを悟りました。


もうTSUTAYAのない街には引っ越せそうもありません。あんまりそんな街もないと思うけど。