もう、あきらめた

自分が本を読むのがあんまり好きじゃないってこと、これまで認めるのを拒んできましたが、やっぱりどう考えても読まない本を3冊もカバンの中に入れて持ち歩くのは賢い選択とは思えないから、ここでそのことを認めて肩の荷を降ろすことにしました。たくさんたくさん本を読みたいとは心から思っているし、本を選ぶのも、買うのも好きなんですが、読むという行為が、じっとイスに座ったまま数十㎠の面の上だけに意識を集中させながら数時間を費やすという行為が、どうしても食う寝る遊ぶという直感的な欲求に比べるととっかかりづらくて、さらに研究で忙しいもんだからこのごろまったく本を読めてないのです。そう、アウトドア派なんです、おれ。不健康そうとはつねづね言われますが、それは日に焼けてないと肌の色が薄すぎる遺伝的要素の問題で、中身はとってもアウトドア派なんです、なんたっていちばん好きな番組はよゐこ無人島生活ですから。
ちなみに今カバンの中に入ってる3冊はこいつらです。

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

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行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)

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そうそう、そういえば昔は本を読むのがもっと好きだった気がするんですよねぇ。たぶん最近背伸びって言うか勝手に「年相応」みたいな基準を作って、実用書とかビジネス書ばっかり買おうとするから受け付けないっていうのがあるかも。たまに小説を読むとすらっと楽しく読んでしまう、
あとはそうだ、小説は読んでみないと楽しいか楽しくないか分からないから選びづらい。昔は特に姉と母親がたくさん本を読む人だったから、どの本がおもしろかったかっていう情報が簡単に手に入ったんだよなぁ。しかも買ってあるから気軽に読めたし。いまは一人暮らしでそうやってまわりで本を取捨選択してくれる人がいなくなったのと、まわりに実用書とかビジネス書を買う人が多くなったこと、それから自分で買うにしても実用書とかビジネス書の場合、自分が求めてる情報とか理念とマッチするか否か(もちろん一概には言えないけど)で本を選べるから、買いやすいってのが、実用書ばっかり偏って買ってしまう原因なんだろうなぁ。むぅ、とにかくまぁ根本原因は時間が無いことだ、本を読むしかない時間ってのがあればなぁ・・・あー、2時間くらいかけて電車通勤したいわ