自分のために考えること

・将来
流れのままに大学院に進学し、はや半年が経って、今までちっともこれっぽっちも考えたことがなかったのに、将来、遠い将来は愛する故郷広島に戻って貯めたサラリーで独立して、家族経営かパートナーでも見つけて、居酒屋かバーを経営してみたい、落ち着いた暖かい光を燈して、木のテーブルとカウンターをこさえて、よくある感じでいい、ささやかでいいから自分の店を持ちたい、持てたらいいな、と漠然と思うようになってきた。先立つスキルもアイディアもカネも社会経験もないけれど、今から勝負する。そうやって考えていると、今の自分がほんとうの人生のスタート地点にいる気がしてくる。
 
・就活
これまで勉強してきたバイオの知識を社会に出て使わないことがもったいないなんて思いたくない、でもやっぱりそう考えてる自分がいる。もったいないと考えて至極当然だろうけれど、そんなものに縛られて生きた自分の人生をもったいないと思うならそれがいちばんつまらない。もちろん無駄だなんて思わない。要するに研究職を志望するかしないかで、正直迷っている。ドクターは論外。
 
・ラボ
1年半、与えられた研究には打ち込んできたし、思い返してみるとかなり情熱も注いだ。実際楽しいこともあったし思うような結果が出ずにうなだれることもあった、そんなことお構いなしに休むことなく実験した。でも目的がなかった。いくら熱中しても、将来研究者になりたい積極的な理由が見つからなかった。目的がなければ、今の自分はのんべんたらりと与えられたテーマを遂行するだけのでくの棒で、そんなじゃ時間も学費ももったいない、でも何すりゃいいんだと暗澹とした気持ちになる。ほんと何をしたらいいんだ?わかっても道を踏み外す勇気はおれにあるのか?考えよう、まずはそれからだ。
 
・今年の夏
遊ぶ。夏は、遊ぶ。繰り返してきたけれど、夏は遊ぶ以外眼中にない。頭の中はウキウキワクワクランランプランでいっぱいです。もうあしたには広島に帰って友達と合流するんだ。んであさってはキャンプに行って何しようかって、青い海と青い空と白いビーチと白い雲に問いかけてるんです。はぁ、こんな遊べるのも来年までだな(>_<)